Japanese Breakfastの新作アルバムがリリース
Japanese Breakfastが4年ぶりに新アルバム「For Melancholy Brunettes (& sad women)」を発表しました。プロデューサーにはグラミー賞受賞歴を誇るBlake Millsを迎え、名門スタジオSound Cityでのレコーディングが行われました。このアルバムは、3月21日にDead Oceansから発売されます。
今作の特徴
正規スタジオでのレコーディング
これまで倉庫やトレーラーで録音を重ねてきたJapanese Breakfastにとって、本作は初の正規スタジオでの作品となります。Blake Millsのプロデュースはこの上なく高評価で、ロサンゼルスのSound Cityで録音されました。
作品のテーマとインスピレーション
ボーカルでありソングライターのMichelle Zaunerは、新作でより内面的なメランコリーを探求しています。これにより、ゴシック小説を彷彿とさせるロマンティックな作品へと仕上がりました。Zaunerは『L’absinthe』や『Wuthering Heights』といった文学や芸術からもインスピレーションを得ています。
Michelle Zaunerのこれまでの活躍
大ヒット作「Jubilee」とベストセラー書籍
前作『Jubilee』やベストセラーとなった回顧録『Crying In H Mart』によって、Zaunerは芸術家としての野心を実現しました。また、『For Melancholy Brunettes (& sad women)』では、その転換期を反映しています。
メインストリームへの飛躍
『Jubilee』は大絶賛され、グラミー賞にノミネートされました。また、ZaunerはTIME誌の「最も影響力のある人物」の一人にも選ばれ、『Crying In H Mart』はNew York Timesのベストセラーリストに51週間にわたってランクインしました。
Japanese Breakfastのこれまでの歩み
Zaunerはフィラデルフィア出身で、もともとインディー・ロック・バンドLittle Big Leagueのフロントウーマンとして活動していました。その後、ソロプロジェクトとしてJapanese Breakfastを開始し、2016年にデビューアルバム『Psychopomp』をリリース。この手法は彼女のキャリアに大きな転機をもたらしました。
今作により、Japanese Breakfastは新たな境地に達し、さらに多くのファンを魅了することでしょう。
