チャンネル登録者数100万人を超えた、YouTubeのアニメコントチャンネル『マリマリマリー』。
思わず「あるある」と共感し、クスっと笑ってしまう絶妙なおもしろさにハマってしまいますが、
これを仕掛けている人が何者なのか。登場人物の声優は誰なのかなど、
マリマリマリーの正体について気になりませんか?
今回は、マリマリマリーを手掛けている人は何者なのか。登場人物の声優は誰なのかについて詳しくお伝えしていきます!
マリマリマリーとは何者?仕掛け人は4人の放送作家チーム
『マリマリマリー』というYouTubeチャンネルを手掛けている『仕掛け人』とは一体誰で、何者なのか。
じつは4人の若手放送作家チームによって作られています。
- 柳将博(ディレクター)
- MORISAKI SHINYA(イラストレーター)
- 深見シンジ(放送作家)
- さかもと良助(放送作家)
左から柳将博、MORISAKI SHINYA、深見シンジ、さかもと良助
1人のディレクターと1人のイラストレーター、そして2人の放送作家によって『マリマリマリー』は手掛けられています。
柳将博
柳将博さんはマリマリマリーでは『ディレクター』で、
主に動画編集をしたりチャンネルの方向性についてアドバイスするなど、重要な役割を担っています。
しかしチームに加入したのはチャンネルが始まって半年が経過したあたりでした。
マリマリマリーディレクター・柳将博
元々は2人の作家と1人のイラストレーターの3人チームで始まったチャンネルでしたが、
予想以上の大バズりをして手が回らなくなったため、急遽加入することになったのです。
柳将博さんは2022年現在26歳。京都大学法学部卒。
卒業後は通信系の会社に勤め、
転職して現在は株式会社ケイコンテンツという映像制作会社で、主に動画編集をしています。
なんとマリマリマリーが初めての映像系の仕事なんだという。
MORISAKI SHINYA
『マリマリマリー』の特徴である、
ノスタルジックなシティポップ風イラストを描いているのがイラストレーターのMORISAKI SHINYAさんです。
MORISAKI SHINYA(森崎進也)
年齢は非公開ですが、
大学在学時期や2018年から活動を始めたことなどを照らし合わせると、おそらく25歳くらいかと思われます。
名古屋造形大学のデジタルメディアコース(現・情報表現領域)を卒業。
現在は株式会社アット・アップというコンサル会社に勤務し、デザイナーやSPツールの制作業務をしています。
また、
イラストレーターにとどまらず、MVなどの映像作品を作ったり、なんとミュージシャンとして歌を歌っていたりもしています。
アルバムを2枚リリースしていて、
元SKE48の山下もえさんやアイドルグループ『Girls Upright』に楽曲提供をしたりもしてます。
放送作家の深見シンジさんに依頼されるかたちで、マリマリマリーのアニメ編集を担当することになりました。
深見シンジ
『マリマリマリー』を最初に考案して立ち上げた張本人こそが、放送作家の深見シンジさんです。
深見シンジ
1996年5月18日生まれの26歳。
放送作家の養成所を卒業し、有名な芸人のYouTubeチャンネルなどの企画・構成を担当してます。
Aマッソの公式YouTubeチャンネル
四千頭身の公式YouTubeチャンネル
四千頭身の冠番組『おしえて!四千頭身』(テレ朝系列)
土佐兄弟の舞台『ネタ兄弟』
ハナコのラジオ『ミッドナイト・ダイバーシティ―』
フジテレビのお笑いプロジェクト『ウケメン』
ロッチの単独ライブ
マリマリマリー
ずっと前から漠然と「コントを作りたい」と思いがあり、YouTubeで見たアニメのショートコント『はじめまして松尾です』からインスピレーションを受けるかたちで、『マリマリマリー』の原案が作られました。
それから放送作家の同期であるさかもと良助さんや、イラストレーターのMORISAKI SHINYAさんを誘ってチャンネルがスタートしました。
さかもと良助
『マリマリマリー』のもう一人の放送作家を担当しているのがさかもと良助さんです。
さかもと良助
深見シンジさんとは放送作家の養成所の同期ですが、年齢は24歳で一つ下です。
さかもと良助さんも有名なお笑い芸人たちと一緒に仕事をしています。
Aマッソの公式YouTube
四千頭身の公式YouTube
丸山礼と土佐有輝
深夜バラエティ『トゲアリトゲナシトゲトゲ』(テレ朝)
特番のバラエティ『ミッション24』(日テレ系列)
深見シンジさんに誘われるかたちで、『マリマリマリー』の放送作家を一緒に担当することになりました。
マリマリマリーとは何者?運営は『ケイコンテンツ』
現在『マリマリマリー』は株式会社ケイコンテンツが運営しています。
ケイコンテンツは、あの野球YouTuberで有名な『トクサンTV』や『トクサンTVビヨンド(旧:クニヨシTV)』、
他には『ヒューマンバグ大学』というチャンネルも運営している映像制作会社です。
2020年8月に立ち上げた当初は、深見シンジさん・さかもと良助さん・MORISAKI SHINYAさんの3人が運営していましたが、
動画がバズって忙しくなってきたこともあり、ケイコンテンツ社長の平山さんに相談して柳将博さんが助っ人として加入したタイミングで、そのままケイコンテンツに運営全般を委託することにしたのです。
ただ、株式会社ケイコンテンツの傘下に入ったというだけで、
実質的には深見シンジ・さかもと良助・MORISAKI SHINYA・柳将博の4名の作家チームが運営しているのは変わりません。
マリマリマリーの登場人物の声優は誰?
マリマリマリーに登場するキャラクターたちの声優は誰がやっているのでしょうか?
驚くことに、声優は制作チームが自分たちで担当していることを明かしました。
インタビュー記事抜粋↓
——全然気づかなかったんですけど、もしかしてマリマリマリーに登場するキャラの声って……。
深見 そうです、そうです! 僕とさかもとが担当しています。僕がかなめで、さかもとがレイジです。最初の台本を作るときにお互いに声のことをなんにも考えてなくて……。出来上がってから初めて気がつきました、「で、誰が声やるの?」って(笑)。それでもう僕らがやるしかなくなっちゃったのでそのまま続けています。
引用:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/96239?page=2
主要人物である『かなめ』の声優を深見シンジさんが。『レイジ』の声優をさかもと良助さんが担当しています。
『美月』や『スミ』などの女性の登場人物もいますが、
1人の女性声優さんがほぼすべての女性登場人物を担当しています。
この女性の声優さんはいわゆるYouTube声優で、プロではありませんが依頼された作品にだけ出演している一般人です。