EXIT兼近大樹、「頑張らなくていい論」に持論を展開
お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が11日、ABEMAのニュース番組『ABEMA Prime』に出演し、「頑張らなくていい論」について自身の考えを披露しました。このテーマは昨今、SNSでも話題となっており、多くの共感と一部の反発を呼んでいます。今回はその詳細を見てみましょう。
「頑張らなくていい論」に注目
11日の放送は「頑張らなくていい論」にスポットを当てました。SNS上では「コスパやタイパを重視したい」といった共感の声が集まる一方で、「頑張っている人に余計な負担がかかる」という異論も飛び交っています。
兼近は、「努力しても報われない現実があり、頑張って何かを成し遂げても、『ズルい』『お前はいいよな』と言われることがある。だから、『頑張らない方がラクに生きられるよね』という気持ちは分かる」とコメント。それに続けて、「僕は努力しないというか、理想が低いタイプ。たとえば、僕は食事に興味がないので、劇場に置いてあるお茶漬けで満足できる。それに対して『もっと美味しいものを食べなよ』と言われても、『自分が満足してるのにな』と思ってしまう」と自身のスタンスを語ります。
この意見に対し、パックンが「頑張りたくない人を支える人たちの不満はどうするの?」と質問すると、兼近は「社会を動かしているのは頑張っている人たちだと理解している。そのため、彼らに迷惑をかけないよう最低限の家賃は払うが、それ以上のことはしない。不満があるなら、明確に伝えてほしい。そうすればそれはやる」と応えました。
相方・りんたろー。の意見
相方のりんたろー。もこのコンテクストで意見を述べました。「兼近くんは『頑張らない』と言ってるけど、実際はかなり頑張っている。もしももっと意欲的に仕事をしていたら、EXITはどうなっていただろうと考えることもあるが、それは“たられば”に過ぎない。コンビだから、相方がやりたくないことを無理やりやらせたくない」と語ります。
りんたろー。によると、「僕自身もよくトライをさせられ、エラーを起こすことがある。失敗は嫌だけれど、エラーからしか得られないものもあり、トライする前の自分よりも成長を感じる。こういう考え方もある」と強調しました。
まとめ
今回の配信では「頑張らなくていい論」について、EXIT兼近大樹と相方りんたろー。が多角的な視点から意見を交換しました。兼近の方法論やりんたろー。のトライアンドエラーの姿勢は、それぞれが抱える価値観を浮き彫りにしています。
このトークの模様は「ABEMA」にて見逃し配信中です。
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【編集部MEMO】
「ABEMA NEWS チャンネル」で生配信されるニュース番組『ABEMA Prime』は、毎週月曜から金曜の21時から放送中です。多様なバックグラウンドを持つ参加者たちが、これまでの価値観を刷新する新しいネット議論を提供しており、そのキャッチコピーは「みんなでしゃべるとニュースはおもしろい」です。